活動報告

2023年2月26日

活動報告令和4年度第4回研修会

テーマ:「災害時の歯科保健医療活動、および歯科衛生士に期待される役割」



日時:令和5年2月26日(日)10:00~12:00
開催形式:Zoomを使用したオンラインセミナー、または会場でZoom映像を視聴する
会場:福島県男女共生センター 4階 第2研修室

講師:東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野 非常勤講師 中久木康一先生

参加者:Zoom参加21名 会場参加 8名 計29名

今回は、災害歯科保健医療活動において最前線でご活躍されている東京医科歯科大学の中久木康一先生を講師にお迎えし、ご講演いただいた。
近年、「災害」という言葉を聞かない年はなく、いつ自分の住んでいる地域に襲ってくるかはわからない。
今回の研修では、今までの災害の課題から作られた法律や保健医療福祉活動に係る体制整備や自治体を中心とした災害対応を学んだ。
日本災害歯科支援チーム(JDAT)が、構築されてきているが、大学なども含めて、歯科が一枚岩として、統一性・持続性を持ち、JMATなどの医療チームの歯科との連携が必要となる。
そのために大切なことは、情報の「共通化」「統一」である。
また、都道府県ごとの災害歯科保健医療連絡協議会で合同災害対応研修を実施し、抽出された課題をクリアし、連携をしていくことで実際に災害が起きた時に後悔しない動きができる。
災害時に口腔衛生不良や免疫低下で誤嚥性肺炎の発症の予防や「食べる・食べられる」ことへの支援が歯科衛生士に期待される役割であることを再認識した学びの多い研修会であった。





活動報告 一覧

各種情報

  • 日本歯科衛生士会