活動報告

2022年9月6日

活動報告令和4年度第三回研修会

テーマ:「歯周病アップデート:全身疾患との連関と令和のセルフケア
●日 時 : 令和4年9月4日 (日 ) 午前 10時 00分~12時 00分 (会場受付 午前 9:30~)
●開催形式:ZOOM を使用したオンラインセミナー、または会場で ZOOM 映像を視聴する
●会 場 : 福島県男女共生センター 5階 第 5研修室
●講 師 : 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 歯周病学分野 主任教授  岩田 隆紀先生

今回は、歯周病治療のエキスパートでいらっしゃる、東京医科歯科大学の岩田隆紀先生を講師にお迎えし、ZOOMを使用したオンライン受講と会場参加型のハイブリッド形式での開催となった。
口腔内の局所の炎症と考えられてきた歯周病だが、この数十年で全身へ与える影響の研究がなされてきた。特に糖尿病と歯周病の治療は、互いに密接に関連し、歯周治療を行うと血糖コントロールが改善する可能性があり、糖尿病治療のひとつとしての歯周治療が有効である。また、歯周病が腸内細菌叢に影響を及ぼし、全身疾患を悪化させるメカニズムをお話いただいた。
超高齢化社会に対応した令和時代の口腔セルフケアのために歯質を守るためのハブラシや歯磨剤の選び方、メインテナンスとSPTの違いや効率の良いポリッシングなどお話いただき、歯科衛生士として、日々の診療にすぐにでも取り入れられる最新の歯周病治療を学ぶ良い機会となった。


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