活動報告

2022年3月6日

活動報告令和3年度第2回福島県歯科衛生士会研修会

講演 高齢者の摂食嚥下サポート~歯科衛生士の臨床に役立つキーポイント~



講師 一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院 口腔外科
   摂食嚥下リハビリテーションセンター主任心得 森 隆志先生

日時 令和4年2月27日(日)  10:00~12:00


開催形式 Zoomを使用したオンラインセミナー

参加者 35名



今回は、郡山市の総合南東北病院で言語聴覚士としてご活躍されている、森隆志先生を講師にお迎えし、ZOOMを使用したオンライン形式での開催となった。
主として入院高齢者における摂食嚥下障害の評価と対応法の基本及び近年のトピックであるサルコペニアの摂食嚥下障害につき概説していただき、歯科衛生士の役割についてお話していただいた。
摂食嚥下障害の評価は幅広く、患者の背景・疾患・認知機能・服薬状況・口腔器官の運動機能・口腔衛生・咀嚼機能・嚥下運動・栄養状態・ADLなど多様な側面を評価する。

治療に際しても医学的管理、運動療法、オーラルケア、栄養療法など複数の領域からのアプローチが必要となる。歯科衛生士はこれらの領域にチームの一員あるいは口腔ケアの実施者として関わることが可能でありその活躍が期待されている。

摂食嚥下障害を歯科衛生士の立場から考え一人一人に合わせてサポートしていくことが大切だと考えさせられる良い機会となった。



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  • 日本歯科衛生士会