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2021年10月31日

令和3年度第1回福島県歯科衛生士会研修会

講演 歯科医療従事者における新型コロナウイルス感染症予防対策について

講師 福島県立総合衛生学院 歯科衛生学科 科部長 沼田 匠 先生

日時 令和3年10月31日(日) 10:00〜12:00

開催形式 zoomを使用したオンラインセミナー

参加者 29名

今回は、福島県立総合衛生学院にご勤務される傍ら、県の新型コロナウイルス感染症対策本部にてご活躍されている沼田匠先生を講師にお迎えし、本会の研修会では、初めての試みとなるzoomを使用したオンライン形式での開催となった。
感染症とは、細菌やウイルス等の感染力を持った「病原体」の感染により、「宿主」に生じる望まれざる反応(症状)の総称である。
近年、大流行中の新型コロナウイルス感染症は、WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言する程に飛沫や接触により感染者を増やしてきた。
わたしたちが勤務する歯科医療機関における感染症予防対策としては、標準予防策(スタンダードプリコーション)を徹底させることが重要で、正しい手指消毒や、マスクやガウンの正しい着脱方法を守ること、清潔区域と汚染区域のゾーニングをし、清潔区域に感染源を持ち込まない工夫が必要となることをお話いただいた。
感染リスクを考慮し、診療所の状況に応じた対応をしながら感染予防に努めなければならないと考えさせられる研修であった。


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